MacOS Big Surのクリーンインストールの記録

2021年2月12日

OSのクリーンインストールは、滅多にしないことなので、久々にやると新しい手順を間違えないか不安になりますよね。

筆者の場合、メジャーアップグレードになったMacOS Big Sur 11.2をクリーンインストールすることになったので、ここに記録を残して皆さんの参考になればと思います。

クリーンインストールをすることになったきっかけ

筆者のマックはiMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)です。2、3年で買い替えて来た歴史が長い割に、この機種は6年目を迎えなかなかよく動いてくれていました。しかし、繰り返しOSのアップグレードを繰り返してくると、不要なモジュールやアプリがたくさん占めるようになり、OS全体の動作が重くなるようです。今回最も支障になったのはファイルオープン、保存がらみのモジュール(com.apple.appkit.xpc.openAndSavePanelService)の動作が極端に遅くなり、いろいろ調べたところOSのクリーンインストールで対処するしかありませんでした。

大まかな手順

大まかな手順は目次の通りです。HDDを消去して再インストールが終わるまでに3時間、バックアップから復元し終わるまでが3時間で約6時間ぐらいかかりました。バックアップからの復元は夜中の寝ている間に実施するのがいいですね。

MacOSを最新にアップデート

変な話ですが、MacOSを再インストールしようとするのに、現在の状態で最新のMacOSにアップデートしておく必要があります。あとで最新にアップデートするから「今する必要ある?」って思うでしょう。

必要あるんです。バックアップからデータを復元するときには、復元前後で同じバージョンのMacOSである必要があるらしいのです。最初にMacOSを最新にアップデートしておかなければ、後になって復元できないようです。それは困りますよね。MacOSのアップデートは、システム環境ーソフトウェアアップデートで確認できます。

Time Machineでバックアップ

Time Machineは、SFの話ではなく(笑)、MacOSに付属のバックアッププログラムです。OSを再インストールする前には必ずバックアップを取っておきましょう。データを復元するときには、Time Machineのバックアップデータのうち最も新しいものを利用します。バックアップは、システム環境ーTime Machineで、バックアップを自動作成にしておくと最新のバックアップ時刻を確認できます。

Apple IDからサインアウト

いろいろな報告を見ると、再インストールする前にApple IDからサインアウトすることで、あらかじめ本体とApple IDの関連付けを解除して置く必要があるようです。特にiCloudの「Macを探す」オプションのチェックは必ず外してから、サインアウトしましょう。

⌘-Rで再起動

再インストールモードでMacOSを起動するには、起動するときにコマンド(⌘)キーとRを押しながら起動します。M1チップを使用した本体は別の方法があるようですので、気をつけましょう。

Apple シリコン:Mac の電源を入れ、起動オプションのウインドウが表示されるまで、電源ボタンを押し続けます。起動オプションのウインドウには、「オプション」というラベルの付いたギアマークのアイコンが表示されます。「オプション」を選択し、「続ける」をクリックします。

Intel プロセッサ:Mac がインターネットに接続されていることを確認します。Mac の電源を入れてすぐに「command (⌘) + R」キーを長押しし、Apple ロゴやその他の画像が表示されるまで押し続けます。

Apple公式 https://support.apple.com/ja-jp/HT204904

ディスクユーティリティーでHDDを消去

⌘ーRで起動すると、オプション画面が現れます。そこでOSを再インストールする前にディスクユーティリティーを使って本体のHDDを消去することで、クリーンインストールができます。

ディスクユーティリティーでは、HDDをフォーマットする形式を選択し(APFSで構いません)、ボリュームグループを消去するを選択します。
Apple公式より https://support.apple.com/ja-jp/HT208496

MacOS 最新版を再インストール

HDDの消去が終われば、再インストールのオプション画面に戻り、MacOSの最新版をインストールします。インストールするHDDを選択するとインストールが始まります。正常にインストールが進むと、本体が再起動してAppleマークとプログレズバーが表示されます。

正常に再インストールが終わるとMacOSの設定画面が始まります。アカウント作成画面が現れるので、仮のユーザー名を使用します。あとで移行アシスタントを使って仮のアカウントを削除し、バックアップ用のアカウントを使用することになります。デスクトップ画面が現れてMacOSの再インストールが正常に完了したことを確認します。

バックアップから復元(移行アシスタント利用)

本体のHDDを消去してMacOS最新版の再インストールができたので、移行アシスタントを使ってデータを復元します。

移行アシスタントはLaunchPadのその他の中から選択できます。

移行アシスタントを起動すると、Time Machineからデータを移行する手順へと進みます。

バックアップする項目は、次の通りでいいでしょう。

  • アプリケーション
  • 自分のアカウント名とデータ
  • その他のファイルとフォルダ
  • システムとネットワーク

カスタマイズで自分に必要な項目だけにチェックを入れることができます。

バックアップしたデータの量にもよりますが、作業が終わるまでは数時間を要します。十分な余裕時間がある深夜に作業を行なって朝までゆっくり寝て待つのがいいでしょう。

セキュリティーとプライバシー

バックアップが終わると以前と同じように概ね操作ができるようになります。ただし、インストールしたアプリによっては、システム環境ーセキュリティーとプライバシーで、ダウンロードしたアプリケーションの実行許可や制御許可を再び行う必要があるかも知れません。

筆者の場合は、オーディオインターフェース(TAC-2)、Karabiner-elements、OBS.Liveで実行制御の許可が必要でした。

もし、以前と同じようにアプリが動作しないようならば、セキュリティーとプライバシーの許可状況を確認してみてください。

参考

AppleBig sur,MacOS

Posted by atommy